よくある質問Q&A

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1. 設置・安全

Q1. 設置にはどのくらい費用がかかりますか?

A. 設置費用は住宅の構造や工事内容によって異なりますが、薪ストーブ本体代や煙突代を含めておよそ130万円~が目安です。詳細な費用は設置図面や現地確認後にご案内いたします。

Q2. 今の家や古い家でも取り付けられますか?

A. はい、多くの場合は設置できます。ただし、間取りや構造によっては工夫が必要になることもありますので、まずはご相談ください。

Q3. 火や煙のトラブルはないの?

A. 正しく設置し、乾いた薪を使ってしっかり燃やせば安心してお使いいただけます。ただし、湿った薪や誤った使い方をすると煙や臭いの原因になることがあります。設置の際に安全に使うための注意点をご説明します。

Q4. 子どもやペットがいても大丈夫ですか?

A. ストーブ本体は高温になるため、ストーブガードを付けたり「近づかない」ルールを決めたりすると安心です。安全対策をすれば問題なくお使いいただけます。

2. 薪と保管方法

Q5. どんな薪が良いですか?

A. 薪は少なくとも1年以上、風通しの良い場所で乾燥させてから使うのが理想です。水分量(含水率)が18%以下になると、火がつきやすく煙や煤も出にくくなります。湿った薪はトラブルの原因になるので避けてください。

Q6. 広葉樹と針葉樹、どちらが良いですか?

A. 広葉樹は火持ちがよく、針葉樹は火力の立ち上がりが早い特徴があります。どちらも使えますが、しっかり乾燥していることが一番大切です。

Q7. 燃やしてはいけないものはありますか?

A. 合板・集成材・塗装された木材・段ボールや新聞紙の多用・プラスチックなどは絶対に使わないでください。有害な煙やガスが出たり、ストーブを傷めたりする原因になります。

Q8. 薪はどうやって保管したらいいですか?

A. 直接地面に置かず、薪棚などを使って地面から浮かせてください。風通しが良く、屋根のある場所や軒下に置くと乾燥が進みやすいです。

3. 使い方

Q9. 着火や消火は難しくないですか?

A. おのストーブ製の薪ストーブは、特許構造によって空気の流れを最適化しており、驚くほど簡単に、そしてすばやく火がつくのが特長です。初心者の方でも安心してお使いいただけます。

消火はスイッチのようにすぐにはできませんが、薪が燃え尽きるにつれて自然に火が静まっていきます。その時間も、薪ストーブならではの魅力としてお楽しみください。

Q10. 着火すると煙が室内に入ってきます。どうすればいいですか?

A. 着火時に煙が逆流する場合は、いくつかの原因が考えられます。

まず、換気扇が動いている場合は止めてください。室内の空気が排出されると、煙突のドラフト(上昇気流)が弱まり、煙が室内に戻ってくることがあります。

次に、排煙ダンパーが閉じていないか確認しましょう。閉まっている場合は開けて、煙がスムーズに抜けるようにしてください。

おのストーブ製の薪ストーブでは、着火前にダンパーボックスの扉を開けて煙道を温めることで、煙の逆流を防ぎやすくなるよう設計されています。

Q11. 初めて使うときは「慣らし焚き」が必要ですか?

A. はい。いきなり強火にせず、弱めの火を数回繰り返してストーブを馴染ませます。その際に塗装が焼けるにおいが出ることがありますので、換気をしながらご使用ください。

Q12. 扉のガラスが曇ってしまいます。

A. 薪が十分に乾いていないときや、火力が弱いときに曇りやすくなります。乾いた薪を使い、火力をしっかり上げると曇りにくくなります。

お手入れはストーブが冷めてから行ってください。専用のガラスクリーナーを使うのが基本ですが、応急的には「湿らせた布や新聞紙に少量の灰をつけて拭く」という方法もあります。ただし、灰の粒子によって細かなキズが入る可能性もあるため、やさしく行ってください。

4. メンテナンス

Q13. 日々の維持やメンテナンスは大変ですか?

A. 日々のお掃除は、扉のガラス拭きや灰の処理など、少しのお手入れできれいな状態を維持できます。数年に一度は専門スタッフによる点検を受けると、長く安心して使えます。

Q14. 煙突掃除はどのくらいの頻度で必要ですか?

A. 煙突掃除は年に1回が基本です。ただし、薪の乾燥具合や使用頻度によっては回数を増やす必要があります。煤やタールがたまると煙道火災や性能低下の原因になるため、定期的な点検をおすすめします。

Q15. 灰は残しておいた方がいいですか?処分はどうすれば?

A. おのストーブ製の薪ストーブは、灰を貯める構造になっています。炉床にあるパイプの高さ(約4cm)までは灰をためて使用してください。これにより火床の温度が安定し、熾火も長持ちします。

一方で、シーズンが終わったときや長期間使わないときは、必ず灰をすべて取り除いてください。湿気を含んだ灰が残っていると、本体のサビや傷みの原因になります。処分の際は、完全に消えて冷えていることを確認し、自治体のルールに従って廃棄してください。

また、来シーズンに備えて、灰を少し取り置いておくのもおすすめです。その際は、ビニール袋や密閉容器に入れて湿気を吸わないように保管してください。

Q16. ストーブはどのくらい使えますか?

A. 使い方とメンテナンス次第で十年以上、長ければ数十年使えます。定期点検や部品交換を行えば、より長く安心してお使いいただけます。

5. 楽しみ方

Q17. 料理もできますか?

A. 薪ストーブを使って料理を楽しむことができます。

オーブン付きモデル(たとえば「グラハムカー」)では、焼き物や煮込み料理、パンやピザなど、本格的な調理が可能です。オーブンのないモデルでも、天板の上で鍋ややかんを使って、煮る・沸かす・保温するといった調理が行えます。

調理の幅は、オーブンの有無によって異なりますが、どちらのモデルも火を使った暮らしの楽しみを広げてくれます。

Q18. 炎をきれいに見せるコツはありますか?

A. よく乾いた薪を使い、適切な温度と空気の量を保つことが大切です。温度計を使って管理すると、炎もガラスもきれいに保ちやすくなります。

6. 購入前のチェック

Q19. 薪ストーブを導入する前に、どんなことを考えておけばいいですか?

A. 薪の調達方法、煙突掃除は誰が行うか(ご自身か業者か)、ご近所への説明などを事前に考えておくと安心です。ご家族でのルールづくり(換気扇の使い方や子どもの注意など)も決めておくと、暮らしにスムーズに取り入れられます。

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