🪵薪ストーブの火は、薪づくりから始まります
薪は、ただの木ではなく、ストーブにとって大切な燃料です。
しっかり乾いた薪を使うことで、きれいに燃えて、部屋をしっかりあたためてくれます。
手間はかかりますが、自分で作った薪で火をつけると、気持ちまであたたかくなるような特別な時間になります。
薪に適した木の種類
薪として使える木には、大きく分けて「広葉樹」と「針葉樹」があります。
それぞれの特徴を知って、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。

広葉樹(ナラ、クヌギ、カシなど)
- 重くて密度が高く、火持ちが良い
- 燃焼時間が長く、ゆっくりと炎を楽しめる
- 木の種類によっては、灰が多めになることもあります

針葉樹(スギ、ヒノキ、マツなど)
- 軽くて乾きやすく、火がつきやすい
- 焚きつけに適しており、火を起こすときに便利です
どちらか一方にこだわるのではなく、うまく組み合わせて使うと便利です。
例えば、針葉樹で火をつけて、広葉樹で長く燃やすような使い方がおすすめです。
ただし、ストーブの種類によっては、針葉樹の使用が推奨されていない場合があります。
針葉樹については、取扱説明書や販売店に確認のうえでご使用ください。
薪づくりも、火のある暮らしの楽しみ
薪ストーブのある暮らしは、火をつける前から始まっています。
薪を割って、並べて、乾かして、その手間ひとつひとつが、あたたかな時間につながっていきます。
すべてを自分で用意しなくても大丈夫。
必要なところは頼りながら、自分のペースで火のある暮らしを楽しんでみてください。